第36回・読売書法展 去る、8月23日~9月1日、国立新美術館(六本木)にて、 第36回・読売書法展が開催されました。 藍筍会会長 清水透石先生の作品です。 そして、今回の作品『春の初花』です(写真下)。 「谷風にとくる氷のひまごとに打ち出づるなみや 春のはつ花」 「心ざし深くそめてしをりければ 消えあへぬ雪の花と見ゆらん」 古今和歌集より 黄色の紙に緑色の布地の表具と、流れる線を取り入れ、 冬から明るい春へと、移ろいゆく季節感を表現してみました。