かわいい箱に入った落雁。
やわらかい和紙の包みを開けると、
パステルカラーの、梅の形をした落雁が、ころん。
古い木型を使って作られているそうです。
金沢には、数年前に旅行に行ったことがあります。
日本的な雰囲気がぎゅっと詰まった町、和菓子が
おいしい・・・というイメージで、ずっと憧れでした。
初めて金沢を訪れたのは、雪が降り積もる時期でした。
まずは念願の兼六園へ。
庭園に入り、少し歩くと、有名な雪吊がぱぁっと目の前に現れて・・・。
その雪吊と、池と、周りの積もる雪とのすばらしいバランスのとれた白銀の世界に
心から感動したのを覚えています。
白銀と静寂の世界・・・これを描いてみたい!と心を揺さぶられ、
作品 ”静粛(結氷の兼六園)” を描くこととなりました。
以下は、その時に撮影した写真です。
金沢から程近い、合掌造りで有名な”五箇山”にも行ってきました。
降りしきる雪の中、駐車場から雪道を歩いていくと、合掌造りの家々が!
ちょうど夜になり、ライトアップされた家々は、驚くほど幻想的な世界でした。
これらの写真をもとに、現在作品を製作中です。